武蔵野音楽大学が持つ学生のサポートシステム

教育実習について

器楽学科、声楽学科、作曲学科、音楽学学科、音楽教育学科の五学科には、音楽の教員免許課程を設けています。
教育職員に就くには教育職員免許状が必要であり、教員免許課程はその資格を取得するための課程です。
武蔵野音楽大学では中等教育(中学校、高等学校)教員免許課程を設けています。この資格を得るために修得する授業科目の―つが「教育実習」です。

教育実習は原則として、六月ごろから始まり十月まで、夏期休業期間を除くおよそ四カ月の期間に行なわれます。
実習期間は、実習を行う側の学校により変動しますが、原則二週間~三週間の日程です。
実習中の学生へのフォローも徹底しています。教育実習生を受け入れてくれる全国のすべての学校へ武蔵野音楽大学の教職員が実習期間中に赴き、実習の協力に対するお礼と実習生の激励を行っています。

同窓会組織について

武蔵野には武蔵野音楽大学同窓会の組織があります。戦前の武蔵野音楽学校時代に、すでにその母体が結成されていました。
その後学校の発展とあいまって、年ごとに拡大強化され、現在の会員は四万二千余人を数えます。国内においてのすべての道府県を単位とする支部組織が確立されていて、海外にもいくつかの支部が誕生しています。
母校との緊密な連携のもとに幅広い積極的な活動を展開しています。

同窓会はその多年にわたる実績を踏まえ、本来の目的である会員相互の研修と親睦をはかり、会員それぞれの活動を支えるとともに、母校との協力のもとに新人演奏会の開催や就職の斡旋など、後進の活躍を支えています。また武蔵野音楽大学の学生オーケストラ、ウィンドアンサンブルなどの地方公演に際しても、力強く支援を行っているのです。
このように母校と同窓会が相互信頼の上に立ち、相寄り相助けあって後輩の活発な活動をサポートしているのは大きな力です。

進路指導について

音楽大学の中では最も早く、昭和六十一年に就職課を設置し、就職支援および進路指導についてのサポートを積極的に行ってきました。その成果は多くの卒業生が演奏家をはじめ、音楽家、教育関係、音楽業界などの分野で幅広く活躍していることに表れています。
1・2年次より進路に関するガイダンスを実施し、三年次からは具体的な就職支援が行われます。就職試験に際してのスキルアップを図るため、各種特別講座を開講(聴講無料)し、大きな効果を挙げています。就職課では、就職相談のみならず進学、留学などさまざまな進路の相談に応じています。また、留学を終え帰国した者など、卒業生のサポートも積極的に行っているのが学校の大きな特長となります。卒業後の進路を決めることは、これからの自分の人生にとって重要な転機となります。武蔵野音楽大学では、学生部や学務部を中心に、卒業生、修了生の明るい将来の実現のために、進路支援プログラムを通して学生を力強くサポートをしています。

奨学金制度について

武蔵野音楽大学には、創立者を記念した武蔵野独自の返還義務のない奨学金「福井直秋記念奨学金」制度があります。
この奨学金は、人物、学業ともにすぐれ、向学心あふれる学生に与えられ、本学創立者福井直秋先生の遺志により福井学長ならびに教職員、同窓生、父兄など多くの篤志家からの寄付金を基金として運営されています。昭和四十一年に発足し、これまで延べ三千五百余名がその恩恵を受けました。
奨学生は原則として受給希望者の前年度の学修成果により選考されます。毎年約八十名の学生に給付されています。また、平成二十一年度に、新入生のための制度が新設されました。